子どもの居場所とは、家・学校に続く３番目の、子どもが安心して過ごせる場所のこと。食事を提供したり、学習支援を行ったりと様々な子どもの居場所が全国各地に存在しています。

　現在、子どもの居場所アップでは、子どもの居場所、子ども食堂、学習支援、物資支援などを行っています。
　地域の繋がりが希薄になるなか、家庭の問題や経済格差によって影響を受けやすい子どもや支援を必要とする方々が、いつでもSOSを出せる孤立しない地域、安心・安全に住み続けられる顔の見える地域、誰もが誰かの為に支え合う地域を目指す交流の場所として活動を始めました。
　子ども食堂を通して成長期の子どもの食を支え、学習支援での学びを通して自立する力を備え、さまざまな人達との交流を通して生きる力を育むサポートをしています。

　子どもの居場所アップでは、誰もが利用できる地域に根ざした常設の場所として維持していくことを目指しています。子ども達が「ふらっ」と立ち寄り「ただいま」と帰って来られる安心できる場所、関わりを大切に「ほっ」とできる思い出の場所になって欲しいと願っています。
　地域で支援を必要とする家庭や子ども達は、貧困や複雑化する家庭環境の中で、助けてくれる安心できる場所を見つける手段が分からない方々が多くいると感じています。
　子どもや地域の方々が、いつでも誰でも利用できる安心・安全な「あの場所」、信用・信頼して話せる「あの人」として、いつでもそこにあり、いつでも会える心の拠り所を大切にしていきたいと思います。